お産をした後、心身ともに元気にご退院いただくために、一番大事なことは安心安全にお産をすることです。そのために大切な「確かな医療技術」「高水準のチーム医療」「充実した医療機器と体制」を常に意識した取り組みを行い、皆様が笑顔で退院を迎えられるようサポートをいたします。
地域の高次医療施設と密な連携をとり、緊急時の対応が迅速にできるよう、搬送体制については万全を期しております。また、早期の診断においても少しでもリスクがあれば、遅滞のない診療へと結びつけるよう、迅速な判断でより高次の医療施設へ紹介いたします。
入院関連について詳しくは「入院案内」をご覧ください。
医師、助産師、看護師、理学療法士、超音波検査士、保育士、薬剤師など、様々な場面で様々な角度からサポートできるように、数多くの高いレベルの人員を配置し、皆様のケアをさせていただきます。
少しでも気になることや不安があればお気軽にお声がけください。
江川産婦人科では会陰切開をしなくてもいいように、妊娠期間中、助産師外来で会陰マッサージの指導を行っております。
産道にダメージを残したくないという思いから、助産師が中心となり、 ご自宅でできる会陰マッサージの方法を指導しております。
自然に産むための努力を一緒にいたしましょう。
24時間お産を見守るセントラルモニターを導入し、より安全で充実したケアを目指しています。
お産の際には、必ず助産師が付き添い、医師の指示の下、助産師・看護師がお産の補助をいたします。陣痛が始まってからの妊婦様のご様子はセントラルモニターにて24時間体制で見守っています。
陣痛の波形、胎児の心拍数をオンラインで医師・スタッフが常時見守っています。
胎児心拍の変化を病室だけでなく、医師待機室・外来診察室・ナースステーションなどで、同時にリアルタイムに監視し、万が一の異常など早期発見に努めています。
妊娠36週以降の方全員にお腹の中にいる赤ちゃんの心音が聞こえる、「エコーサウンダー」をご自宅用に無料で貸出しています。
お母さんのお腹に「エコーサウンダー」を当てると、赤ちゃんの1分間の心拍数がデジタル表示され、お腹の中の生命を実感するとともに、赤ちゃんが無事に育っているか確認することができます。心拍等がおかしいと感じたときには直ちにご連絡をいただき、早急に対応しています。
使い方は助産師外来で詳しく説明しています。
カンガルーケア中の赤ちゃんの健康を確認するため、パルスオキシメーターを導入しています。
パルスオキシメーターは、見た目は絆創膏のようなテープですが動脈血酸素飽和度と脈拍数を計り、異常があればすぐにナースステーションへと知らされます。また赤ちゃんの低体温症の発生防止のため、出生直後より持続体温計を使用しております。
カンガルーケアはガイドラインに乗っ取った、十分な安全対策を講じて行っています。
呼吸モニター『ベビーセンス』を全てのベビーベッドに導入し、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生の防止に努めています。
赤ちゃんの呼吸などの身体の動きを圧センサーで感知し、身体の動きが1分間に10回以下になったり、20秒以上停止すると大きなアラーム音と赤いランプで警報する呼吸モニターです。
元気で何の異常もなく育っていた赤ちゃんが、ある日睡眠中に呼吸が止まって突然死亡する病気です。2000人の出生に対して1人の割合で発生し、乳児の死亡原因の第2位となっています。(1位は外因死)その原因の一つである無呼吸状態をベビーセンスで感知することにより、直ちに適切な処置を行うことができます。
多くの産院では、大切な血液検査を外部へ委託しているために非常に長い時間が掛かってしまいます。
江川産婦人科では、 院内で20項目にわたる生化学検査、末梢血検査、血液ガス分析の 実施が可能です。所要時間はわずか2分~10分。しかも24時間対応です。
キッズルームを含む院内20箇所に防犯用のカメラを設置し、夜間の出入りも全てチェックするなど徹底した安全配慮を行っています。
また、ベビールームはオートロック対応としております。
お母様と赤ちゃんの安全と安心を考え、院内での衛生管理にも力を入れています。
2015年より院内に次亜塩素酸水生成器を設置しており、大量の次亜塩素酸水を使用できます。この次亜塩素酸水を使って院内の清掃や、食材の洗浄はもちろんのこと、更に食中毒や院内感染の予防を徹底できるようあらゆるところの清掃や除菌を行っています。
次亜塩素酸水は、厚生労働省が食品添加物に指定する成分規格を満たしており、誤って飲んでしまっても体に無害で安全です。
また、外来の待合室だけではなく室内すべてのお部屋には加湿器を設置し、のどや粘膜の乾燥を防止・ウイルスの活動も抑制に努めています。
ご来院の前に検温と以下のチェックをお願いしています。
以上の感染の疑いがある場合は、健診や陣痛でご来院される前にお電話をしてください。
陣痛の場合は、検査や準備に時間がかかる場合がありますのでお早めにご連絡ください。
普通分娩の場合は条件付きで分娩時の立ち会いをさせていただいています。
以下の条件に当てはまるご主人様またはご両親様の内1名のみ入室可
条件1 | ご来院時に感染症疑いの症状がないこと(検温と問診票の記入をお願いしています) |
---|---|
条件2 | 不織布マスク、手指消毒をして院内にお入りいただき、 分娩室では不織布マスクとお渡しいたします医療用ガウンを着用していただきます(ガウン代550円)。 |
帝王切開の場合は手術中院外でお待ちいただき、手術終了時に患者様と短時間のご面会可能です。
当院では様々な産後ケアメニューをご用意して、皆さまに産後のお疲れを取っていただき、お元気に退院していただきたいと考えていますので、ご面会には制限を設けさせていただいています。
ご出産の次の日より
日祝日
1階 外来診察待合室 10:00 ~ 16:00
2階 ベビー室前 14:00 ~ 16:00
火・木・土
1階 外来診察待合室 2階 ベビー室前
17:00 ~ 18:00・ ご夕食終了後 ~ 19:00
お子様連れ入院中、院外へ出られた後の再入院はできません。
陣痛や破水のご連絡の際、
上記感染疑いの症状がある場合は感染症の検査を院内で行っています。検査で陽性の場合は隔離の上で分娩をしていただき、分娩後の体調を診ながら通常より早いご退院をお願いしています。